先輩を訪ねて
Persons
現在はどのようなことをされていますでしょうか
弁護士として、医薬品、診断薬、サプリメント、光学材料、バッテリー部品などの分野の米国特許出願・権利化業務を行っています。また、法律鑑定やカウンセリングの提供、訴訟前調査、ディスカバリ、特許付与後手続きにおける顧客のサポートも行っています。業務とは別に、大阪大学北米地区同窓会の会長も務めています。
現在の活動(研究も含め)はどのようなきっかけで始められたのでしょうか
産業翻訳と呼ばれる技術分野の翻訳の仕事の1つとして、特許翻訳に興味を持ったことがきっかけです。通信教育で翻訳について学び、特許事務所の翻訳者として就職しました。
大阪大学理学研究科時代に、心がけていたこと・大切にしていたことは何ですか
自分の専門の勉強や研究をしながら、英語の勉強や英会話練習を続けること。大学受験の頃にそういうことを考えていたので、入学後も大切にしていました。
大阪大学理学研究科時代に印象的なエピソードがあればお教えください
界面のシミュレーションを行っていた頃、教授室にワークステーションが置かれていたので、教授室の一角を使わせて頂いて研究していました。先生と一緒に分子が動く様子を見ながら色々なお話をさせて頂いたことが今でも印象に残っております。
これからの大阪大学理学研究科について、提言等ありましたらお教えください
発明や新しいアイデアがどんどん生まれる場であって欲しいです。
今後やってみたいことはどのようなことでしょうか
弁護士としての仕事を続けながら、教育の面でも何かお役に立つことができればと思います。
理学友倶楽部の部員にメッセージをいただけますでしょうか
北米同窓会の存在を知って頂き、ネットワークを積極的にご利用頂きたいと思います。様々な分野で活躍されている面白い方が北米にたくさんいらっしゃいますので、交流を増やしたいですね。
北米センターのFacebookページや、北米同窓会がお送りするポッドキャストMachikaneFMから情報発信しておりますのでアクセスしてみて下さい。
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2016年5月に理学研究科国際交流サロンで開催された北米同窓会講演会(講演者が尾上氏)