理学友倶楽部だより

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理学研究科教員による著書紹介


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※本ページの職位・所属は掲載当時のものです。現在の職位等とは異なる場合があります。



湯川 諭 准教授

(宇宙地球科学専攻)

2023.05.26 掲載

タイトル:物理学アドバンストシリーズ 統計力学

■出版社:日本評論社(2021年)
■著者:湯川 諭
日本評論社の紹介ページ
■内容紹介:原子や分子などがたくさん集まったとき、どのような振る舞いを示すのか? これを理論的に記述する枠組みを与えてくれるのが統計力学というものです。統計力学の考え方にでてくる概念にはわかりにくいものもありますが、この本では初学者にも分かりやすくまた最新の発展をふまえて記述しました。

小倉 明彦 大阪大学名誉教授

(理学研究科(生物科学専攻)/
生命機能研究科)

2023.03.16 掲載

タイトル:つむじまがりの神経科学講義

■出版社:晶文社(2020年)
■著者:小倉 明彦
晶文社の紹介ページ
■内容紹介:著者の専門分野は、実は「記憶現象の細胞レベルでの解明」です。定年退職にあたって、研究の成果(通説とはちょっと?だいぶ?違う)を、平易なことばで解説した「卒業論文」。学術書のようでエンタ、ギャグ本のようで真剣。

タイトル:お皿の上の生物学

■出版社:築地書館(2015年)、角川ソフィア文庫(2020年)
■著者:小倉 明彦
築地書館の紹介ページ
角川ソフィア文庫の紹介ページ
■内容紹介:『実況・料理生物学』の続編。加える具次第で焼きそばの麺の色が変わる体験や、受講生とフライドチキンを食べ、残した骨でチキンをまる一羽再現する授業などを収録。なお、文庫版では内容を一部入れ替えています。

タイトル: 実況・料理生物学

■出版社:大阪大学出版会(2011年)、文春文庫(2017年)
■著者:小倉 明彦
大阪大学出版会の紹介ページ
文春文庫の紹介ページ
■内容紹介:阪大で実際に行っていた新入生向け科目、基礎セミナー「料理生物学入門」の講義・実習の実況記録。受講生がラーメンを小麦粉から、ソーセージを挽肉から自分でつくり、科学するこころを自身で再発掘してもらうのがねらいです。

タイトル: 芸術と脳

■出版社:大阪大学出版会(2013年)
■著者:近藤 寿人・編著 小倉 明彦 他
大阪大学出版会の紹介ページ
■内容紹介:理系の研究者と文系の研究者が合宿して、絵画や文学について議論する挑戦的研究会の講演録。一見議論がかみ合っていないようでいて、実は深いところで共鳴し合う不思議な知的体験を味わえます。

寺田 健太郎 教授

(宇宙地球科学専攻)
右から2番目が著者

2023.03.16 掲載

「絵でわかる宇宙地球科学」は
台湾でも発売されました

タイトル:ねえねえはかせ、かぐや姫はどうやって月に帰ったの? ~ 満月に吹く地球の風のおはなし ~

■出版社:大阪大学出版会(2020年)
■著者:寺田 健太郎
大阪大学出版会の紹介ページ
■内容紹介:2017年に英国科学雑誌Nature Astronomyに発表した「満月に吹く地球からの酸素」の論文を題材に、「太陽―地球―月が織りなす壮大な自然現象」を、古くから親しまれているお伽話「かぐや姫」をモチーフに絵本にしました。研究の最前線にいる科学者の宇宙観や研究現場のワクワク感を、どうぞお楽しみ下さい。

タイトル:ねえねえはかせ、月のうさぎは何さいなの?

■出版社:大阪大学出版会(2018年)
■著者:寺田 健太郎
大阪大学出版会の紹介ページ
■内容紹介:月の良書は多数ありますが、なぜその知識が得られたのかのプロセスにフォーカスした絵本はありません。「考える楽しさ」を伝えたく、筆者が2007年に英国科学雑誌Natureに発表した「月の石の年代分析」の論文を題材に、月の歴史の絵本をつくりました。

タイトル:絵でわかる宇宙地球科学

■出版社:講談社(2018年)
■著者:寺田 健太郎
講談社の紹介ページ
■内容紹介:広く希薄な宇宙において「青い地球」はありふれた星なのかという観点から、宇宙の物質進化の必然性や偶然性にフォーカスしています。138億年にわたるダイナミックな物質進化の本質を理解することで、地球の未来が見えてくることでしょう。
■2023年3月に台湾でも出版されました。

安田 健彦 教授

(数学専攻)

2023.03.16 掲載

タイトル:ゲームで大学数学入門

■出版社:共立出版(2018年)
■著者:安田 健彦
共立出版の紹介ページ
■内容紹介:大学で学ぶ抽象的な数学が、実は素朴なボードゲームの背後に隠れている。本書は、紙とペンで遊べる「スプラウト」や著者が考案した「オイラー・ゲッター」など、具体的なゲームの話と絡めながら大学数学を紹介していく。

西田 宏記 教授

(生物科学専攻)

2016.01.28 掲載
(2023年4月より
大阪大学名誉教授)

タイトル:すべては卵から始まる

(初版は20年前の本です)
■出版社:岩波科学ライブラリー19 岩波書店(1995年)
■著者:西田 宏記
岩波書店の紹介ページ
■内容紹介:生物はたった1つの卵から発生し、決まった形を作り上げるとともに、さまざまな細胞を分化させる。そのしくみはどのようになっているのだろうか?興味深い話題を随所に盛り込み、発生研究の今を生き生きと伝える。

升方 久夫 教授

(生物科学専攻)

2016.01.28 掲載
(2018年4月より
大阪大学名誉教授)

タイトル:ベーシック分子生物学

■出版社:化学同人(2014年)
■著者:米崎 哲朗、升方 久夫、金澤 浩
化学同人の紹介ページ
■内容紹介:分子生物学の誕生から最新の遺伝子工学やバイオインフォマティクスまでを平易に紹介した本。

タイトル:基礎生物学テキストシリーズ 分子生物学

■出版社:化学同人(2011年)
■著者:深見 泰夫・編著、升方 久夫
化学同人の紹介ページ
■内容紹介:生命の基本単位である細胞の理解から複雑なガン化や疾患のしくみまでをやさしく解説。

藤原 彰夫 教授

(数学専攻)

2016.01.28 掲載

タイトル:情報幾何学の基礎

■出版社:牧野書店(2015年)、共立出版(2021年)
■著者:藤原 彰夫
共立出版の紹介ページ
■内容紹介:確率分布の集まりが有する微分幾何構造の研究から始まった情報幾何学は、その幅広い応用可能性も相俟って、近年大きく注目されています。本書は物理学専攻で行った半期の講義をベースにした初学者向けの入門書です。



過去の在籍教員の著書

佐伯 和人 准教授

(宇宙地球科学専攻)

2016.01.28 掲載

タイトル:世界はなぜ月をめざすのか

■出版社:講談社ブルーバックス(2014年)
■著者:佐伯 和人
講談社の紹介ページ
■内容紹介:近年、世界の月探査競争が激化している背景をわかりやすく解説。「かぐや」による最新月科学データと、それを読み解く月科学の基礎もよくわかる。

橋本 幸士 教授

(物理学専攻)

2016.01.28 掲載

タイトル:超ひも理論をパパに習ってみた

■出版社:講談社(2015年)
■著者:橋本 幸士
講談社の紹介ページ
■内容紹介:平凡な女子高生・美咲のパパは、なんと超ひも理論が専門の天才物理学者。 「理解のカギは『異次元空間』」と最先端物理学を嬉々として語りだすパパ に、美咲は最初辟易するが…。物理ファン垂涎の名講義、堂々開講。

タイトル:Dブレーン 超弦理論の高次元物体が描く世界像

■出版社:東京大学出版会(2006年)
■著者:橋本 幸士
東京大学出版会の紹介ページ
■内容紹介:私たちの身体は膜でできている!?大きな魅力と柔軟な応用性をもち、これまでの固定観念をくつがえすべく、物理学の新しい扉を開くDブレーン。すべての素粒子と力の相互作用を統一する究極理論の完成をめざし最先端で活躍する著者が、活き活きと語る。